『墜落! の瞬間 ボイスレコーダーが語る真実』 マルコム・マクファーソン編著 読了。
航空機事故28例のボイスレコーダー記録を記した本です。 ちょうど20年前の今日起こってしまった日航機JAL123墜落事故や、 大韓航空機がサハリン沖でソ連軍に撃墜された事件、 スペースシャトル チャレンジャー 等の事例が載っています。 個人的に1989年7月のユナイテッド航空機墜落事故のボイスレコーダー記録が 読みたくて購入したのですが、その他の事例も含め、とても重いものでした。 #この、1989年のユナイテッド航空機の事故では、JAL123と同じく油圧系統が #完全にダウンしたそうです。そんな状況で、たまたま非番で乗り合わせていた #パイロットが、実はJAL123の事故の後、「もし自分の操縦する飛行機がJAL123と #同じ状態になったらどうするべきか?」というシミュレーションを自主的に行なっていた #そうで、その知識が結果的に乗客の6割の命を救った、言われているそうです。 一番ショックだったのは、1993年11月の中国北方航空の事故の記録。 これは、前書きに少ししか書かれていませんが、ボイスレコーダーに本気で絶句する 部分があります。 この航空機は、霧のため高度を誤って、空港近郊に墜落したそうなのですが… 以下、本の内容を抜粋。 地表に航空機が近づきすぎたときに鳴る警告音:「pull up(上昇せよ、の意味)、pull up」 機長:「(副操縦士に)"pull up" って、どういう意味だ?」
by miharu0211
| 2005-08-12 00:35
| のほくらし
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