2005年 12月 09日 ( 1 )

ダラムサラ旅行記(10)

11/23(水) もう少し続く。

うちの里子の話を少し。

うちの子、ニックネームは Ten-Dol。
女の子。現在14歳。Mussorie にある TCVの6年生。身長約130cm。
9歳のときに、中国に占領されたチベットのラサからインドへ両親と逃げる。
その際に、凍傷で足を負傷。手術を受ける。
10歳の夏、父親が結核で死亡。
母親は、Dharamsala でゴミの収集をしながら一人娘を育ててきた。

これが、11/23までに私が得ていた情報。
実は、里子にいくら手紙を送っても返事が全く来なかったため
里子がどんな子なのか私は全く知らない。


夕方、ルンタハウスへ。
里子のお母さんと会う。
お母さんは、小柄な可愛らしい感じの方。
身長は140cmくらいだろうか。
Ten-Dol の背が小さいことが気になっていたのだが、
単に遺伝かもしれない。

お母さんはこの春に、部署異動によりゴミの収集業から、
デスクワーク中心の仕事に変わったそうだ。
体力を使う仕事は女性にはきついだろうから、ちょっと安心する。

今まで確認できなかったことを色々尋ねる。
Ten-Dol の凍傷はひどかったようで、今でもときどき痛むと言う。
それ以外は元気らしい。
将来はチベット語の教師になりたいんだそうだ。素晴らしい。
「それだったら、バナナシの大学が良いよ」と Thupten さんが教えてくれる。
大学かぁ。高校まではしっかり支援しようと思っているが、
そのあとはどうすれば良いのやら。大学はお金がかかるよね…

さて、肝心の手紙の件だが、里子に届いている気配がないことが発覚。
お母さんには一言も報告がなかったらしい。
3年で相当な数の手紙をおくったんだが orz
「アマラ(寮母さん)があまり信頼できない人で、渡してくれてないのだと思う。」とのこと。
まぁ、そういう人が居てもおかしくないか。

手紙関連でショックなことはまだまだ続く。
ルンタハウスの直子さんがここ1年に私宛に送った手紙も届いていないことが分かる。
インドの郵便配達員め…
どうも、封筒で送ると中身を取られることがあるらしい。
別の里親さんで、中身を全て取られて封筒だけ届いたこともあったという。
今後、荷物をお母さん宛に送るとしても、荷物をどう守るかは課題となりそうだ。

「神様のお導きであなたと会えた。本当にありがとう。」と、お母さんに言われ、
すっかり恐縮してしまう。うらるんたさんの導きで Ten-Dol と会えたわけであるので、
私はうらるんたさんに感謝したい。

帰り際、お母さんの年を失礼ながら尋ねてみる。
37歳ですって…23歳のときのお子様ですか。うーむ。

更に、ルンタハウスに住んでいる Ngawang Wangdon さんのところへ。
彼女は、数年前来日直前に交通事故で大怪我を負い、うらるんたさん
体調を心配していた女性。
かなり痩せていたものの、にこやかな笑みに少し安心した。
近況を含めていろいろ話したが、一番気になったのは尼僧さんを襲う男性がいる、
という話。Lonely Planet にも書いてあったが、Dharamsala での婦女暴行話は
少なくなさそうである。別の人からも同様の話を聞いたし(この1週間前も事件があったそう)。
夜は真っ暗になるので、女性の方はお気をつけて。


夜、つい先日チベットからインドに抜けてきたというミキヨさんという女性と
食事をご一緒させていただく。
中村さん曰く、「まず外国人は乗ることの出来ない」バスに乗って来られたんだそうだ。
そういえば、チベット本土は現在、個人旅行は出来ない決まりになっているらしい。
その中を移動してくるなんてすごいなぁ、とみんなでしみじみ。

彼女は、アジアのあちこちを旅して、写真を撮ってまわってられるそうだ。
日本に帰って彼女のホームページをじっくり見たが、
チベット本土にいきたくなるような写真がたくさんあった。

スノーライオンの旗がなびくポタラ宮に行きてぇ。
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by miharu0211 | 2005-12-09 00:53 | 北インドへの道