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読書日記:『夕凪の街 桜の国』

年明け一番は漫画です。
『夕凪の街 桜の国』 こうの史代。

『夕凪の街』は1945年8月6日から10年後の広島、
『桜の国』は更に30年後~平成にかけてが舞台。
つまり、この作品は原爆について書かれた作品です。

福岡は広島と長崎に近いこと、
そして長崎に落とされる予定だった原爆の当初目的地が北九州だったこともあり、
比較的原爆に関する平和学習の多い土地のようです。

私は平和学習のたびに貧血で倒れ、『はだしのゲン』を手にとることも出来ない人間ですが、
この作品はすんなり読めました。
優しいな絵ですので、戦争関係が苦手な方でも読みやすいと思います。

心にぶっ刺さる作品です。
読み返すたびに号泣の度合いがひどくなっていきます…
『桜の国』の桜のシーンなんぞ、目がかすんで読めません。
恋愛モノとしても良い作品だと思います。
by miharu0211 | 2006-01-03 23:34 | のほくらし
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