ダラムサラ旅行記(6)

11/22(火)まだまだ続く。

リチャード・ギア氏御用達のホテルを少し見学。
彼やジェット・リー氏はちょくちょく Dharamsala へ来るらしい。
Kangra 空港(Dharamsala の近くの小さい空港)に自家用飛行機なのかねぇ?

昼少し前に、難民自立支援施設「ルンタ・ハウス」へ。
ここは、ルンタ・プロジェクトが 、Gu-Chu-Sum と共同経営している施設で、
今回の旅で一番お邪魔したかったところの1つ。
中には、Dharamsala で唯一の日本食レストラン(チベット人が多く働いており、
彼らの貴重な収入源となっている)や手工芸工房、難民向け教育施設などがある。

ルンタ・レストランは12時開店。
ベジタリアンメニューのみだが、日本食が食べられる貴重なお店として人気があるそうだ。
お好み焼きやかきあげうどん、納豆を食べられるし、緑茶も飲める。
ちなみに、この日の日替わりメニューは
・海苔巻
・味噌汁
・じゃがいものにっころがし
・おひたし
だったと記憶。
この海苔巻に使われているわさびは、日本から、うらるんたさんが運んできたもの。
今回も差し入れをバッグ4つか5つ分持って来られていた。本当にお疲れ様です。

此処には、お座敷もあるし、日本語の本もたくさんあって、何より日本語が通じる。
旅の途中で日本が恋しくなったら此処は良いかもしれない。
パンやケーキ等の甘味も充実してますぜ>女性の皆様

レストランの隣には手工芸工房で作られたバッグや洋服等の販売コーナーもある。
此処で買ったバッグは、母に大好評であった。

その他、ルンタ・レストランにはシルクスクリーン印刷で様々なデザインをプリントした
Tシャツも売ってあった。
デザインを持ち込んだら、オリジナルTシャツも制作可能とのこと。
興味がある方は、是非ルンタ・プロジェクトまでご一報を。


午後からは Dharamsala のTCV(Tibetan Children's Villages)へ。
TCV は、インド国内に複数作られた寄宿制のチベット難民用学校。
小学校から高校までが付属しており、両親のいない子は無料で教育を受けることが出来る。
私の里子は Mussoorie というところの TCV で学んでいる。

TCV では、まずももちべさんの子の消息をたどるべく、
Thupten さんの案内で写真のアマラ(寮母さん)を訪ねることとした。
寮へ到着すると、Thupten さんが一言。
「ほら、写真の子、ここにいるよ。」
本当に、そこにはももちべさんの里子がいた。
チベット本土に戻ったはずなのに、何故??

ここの TCV は、Dharamsala から車で20分ほど上にあがったところにある。
ももちべさんの里子の環境は本当に複雑で、
彼女がチベットに行かずにインドに残ったことを街に住む大人が把握できなかったらしい。
小学校2年で大人の事情に巻き込まれている彼女が、本当に不憫であった。

ももちべさんと里子ちゃんの対面が無事叶った所で、我々は TCV のオフィスへ。
『TCV では、両親のいない子は無料で教育を受けることが出来る』と先程書いたが、
両親のいない子には、ここのオフィスが代わって海外の善意ある人の中から
その子のスポンサーを探すのだという。
ここのオフィスの本棚には、世界のあちこちの国の名前が書かれたファイルが
置いてあった。
無事スポンサーを見つけた子は、年に何度もスポンサーへお礼の手紙を書く。
年に1度の運動会には、世界中からスポンサーが里子の様子を見に訪れるそうだ。
TCV のスポンサー制は本当にすごいものだった。ちょっと感動。

ちなみに、私の名はスポンサーとして Mussoorie の TCV には登録されていない。
基本的に、ルンタ・プロジェクト経由の里子は親がいる子達なので、表向き親が
学費を納めている。
しかし、学費は年間100ドルちょっと。いや、150ドルだったっけな。
どっちにしても、仕事の少ないチベット難民の親には高額である。
#1ドル=120円、1ルピー=2.5円とすると、
#100ドル=12,000円=4,800ルピー。
#150ドル=18,000円=7,200ルピー。
#月に3,000ルピーの給料で収入の良い部類に入るようなので、
#やっぱり高いよね…
よって、その学費の肩代わりをしていることになる。
うちの子、一昨年に父親を結核で亡くして今は母一人子一人だしね。
大変だと思うのですよ。
ママンの役に少しでも立っている、と思うと嬉しいわけで。

このあと、付属の学校を見学。
d0016306_010429.jpgここは幼稚園。
行った時は、90名の悪ガキが大暴走中。
保母さんは、散らかったブロックを集めるのに
箒を使用していた。ナイスアイデア。

話は変わりますが。
TCV では恋愛禁止らしいが、
高校の体育館に相合傘がちらほら
書いてあった。
遥か昔に通り過ぎた青春を感じた。
いいねぇ、青春。
体育館裏で逢瀬ですよ。
ふふふふふ。




夜は、Gu-Su-Chum の前代表 Yeshe Togden 氏と会食。
現在チベットがおかれている状況について、色々話す。
クショラ(チベット語でお坊さんの敬称)にも、この旅行中はお世話になりっぱなしだった。
良い方にめぐり合えたと思う。これも縁なるものかな。
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by miharu0211 | 2005-12-06 00:37 | 北インドへの道
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