ダラムサラ旅行記(5)

11/22(火)続き。

午前中は、ダライラマ法王お膝元の寺 Tsuglagkhang へ。
ここには、法王の公邸もある。
法王が Dharamsala にいらっしゃるときは、此処で謁見が可能なのだが
あいにく法王はアメリカ訪問中で、今回は謁見できなかった。
法王は24日に Dharamsala に戻られるそうだ。

早朝にホテルの部屋から道を覗いた時、まだ暗い道を多くのチベット人が
どこかに向けて歩いて行っていたが、彼らはこの寺へ朝のお祈りをしに出かけていたらしい。

チベット人は、本当に敬虔な仏教徒である。
例えば、輪廻転生を信じる彼らは、自分の体を刺す蚊でさえ殺さないのだそうだ。
「もしかしたら、この蚊は自分の前世で親だったかもしれない」と思うからなんだとか。
ゴキブリを一撃でしとめる私の話など、とても出来ない。
それに、どこにでも寺を建てる。
今回訪問した学校や養護施設等の敷地には、必ず豪華な寺が作られていた。
しかも、学校よりも先に寺を作るらしい。
すごいと思いませんか?

Tsuglagkhang では法要が行なわれていた。
d0016306_21455950.jpgピンボケ写真で恐縮ですが、
ここに写っているお坊さんは
ダライラマ法王の直属部隊。エリート集団である。

この奥には、砂マンダラもあった。
この法要は、砂マンダラに
神様を降臨させる儀式らしい。

一連の儀式は、
砂マンダラを作り、
そこに神を降臨させ、祈りを行い、
最後に砂マンダラを壊し、砂を川に流す、
という手順で行なわれる。
全てのモノはいつかは無くなるのだ、
という仏教の概念に適っている。

チベット暦で明日は『お釈迦様が天国の母親に会いに行って地上に戻ってきた日』という
祭日なので、それ関係の法要ではないか、と小川さんが教えてくれる。
なんとタイミングの良いことだろう。滅多に見られないものをおかげで見ることが出来た。
本当にラッキーとしか言いようが無い。


法要の見学後、Thupten さん(だったかな?)が
「Tsuglagkhang で、チベット名をもらえるところがありますよ。」と教えてくれたので、
みんなで行ってみることにする。
チベット名をもらう儀式の手順は下のとおり。
①今の名前をお坊さんに言う
②お坊さんはこっちの性別を見て、男性用女性用のカードの山を選ぶ
③ぶつぶつ①で教えた名前を唱えながら、お坊さんが②のカードの山から1枚を選ぶ
④そこに書いてあった名前がチベット名となる
…かなり簡単な儀式です。

d0016306_22232091.jpg右が今回もらった
私のチベット名。
"Tenzin Dekyong" と読む。
"Tenzin" は法王の本名から
"De" は 『幸せ』、
"kyong" は 『保護する』。
#と教えてもらいました。
ウメー(草書体)?


Dharamsala の街を少し歩く。
チベット語教室やヨガ、霊気(ってなんだろう?)のポスターがたくさん貼ってある。
数ヶ月滞在しても飽きなさそうな感じだと思いながら、更にポスターをあれこれ覗くと、
『Save Tibet』『Free Tibet』と書かれたポスターや
世界最年少の政治囚 パンチェン・ラマ11世のポスターも混じって貼られていた。
此処は逃げてきた人達の街なんだな、と改めて思う出来事だった。

ゲンドゥン・チューキ・ニマ君、今、中国の何処に監禁されてるんでしょうな。
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by miharu0211 | 2005-12-05 22:33 | 北インドへの道
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