訴えてくる写真に出会うことがあります。
そんな1枚を。 1945年8月29日、長崎。 アメリカの従軍カメラマン、 ジョー・オダネル氏による1枚。 焼き場(火葬場)の傍に立つ少年。 背中に背負った幼子は既に息絶えており、 少年は幼子を火葬してもらう為に 順番を待っていた。 幼子の遺骸が燃える間、火の傍でそれを見ていた 少年の下唇には血がにじんでいたと言う。 少年の直立不動の姿が、 本来まわりの大人が行なうべきであろう 『火葬の立会い』という役目を担えるのが 幼子の周りには まだ子供である彼しかいなかったことを想像させる。 胸に突き刺さる1枚。
by miharu0211
| 2005-10-08 12:22
| のほくらし
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