焼き場に立つ少年

訴えてくる写真に出会うことがあります。
そんな1枚を。

d0016306_1265950.jpg1945年8月29日、長崎。
アメリカの従軍カメラマン、
ジョー・オダネル氏による1枚。

焼き場(火葬場)の傍に立つ少年。
背中に背負った幼子は既に息絶えており、
少年は幼子を火葬してもらう為に
順番を待っていた。

幼子の遺骸が燃える間、火の傍でそれを見ていた
少年の下唇には血がにじんでいたと言う。

少年の直立不動の姿が、
本来まわりの大人が行なうべきであろう
『火葬の立会い』という役目を担えるのが
幼子の周りには
まだ子供である彼しかいなかったことを想像させる。

胸に突き刺さる1枚。
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by miharu0211 | 2005-10-08 12:22 | のほくらし
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